眼鏡

初めて眼鏡を買った。今更って感じだけど黒板が深刻に読めないので仕方ない。

視力は相当悪かったらしい。今までの記憶によると右0.2左0.3だったけど、日常生活はできたよ。


私の世界というものは眼鏡ひとつで変えられるらしいです。
眼鏡をかけるとそこは異世界、まったく違って見えるものでした。
黒板が見える!細部が見える!カワイイあの子のお肌の調子が見える!
今まで20cmまで近付かなければ見えなったものが1m先から見えるのだ!
わかるかお前等(誰だ)この違い!


こうして眼鏡をかけたDoToNは成績と身長が伸び、彼女もできてみんなから頼られる素敵な存在になりました。。。


とはいってないけど、とりあえず世界が変わりました。
色眼鏡とはよく言ったもので、色がついてない眼鏡でも、かけるとかけないでは物の見方が変わります。


極端な例ですが、
視力0.3の人にとってバスッケトボールとは、「いかに目の前の相手をドリブルで抜くか」というスポーツです。
しかし、視力2.0の人にとっては、「いかに見方とパスをつないで遠くのゴールまでボールを運ぶか」というスポーツです。
当然この場合視力2.0の人のほうがプレイヤーとしては適しています。だってドリブルもできるもん。
一応、視力0.3の利点もあります。視野が狭い分、周りの動きに鈍感になれるのでストレスが溜まりにくいはずです、きっと。


何が言いたいかというと、自分が見てる通りに物事を他人が見てるとは限らないってこと


ではなく


自分が見てる通りに物事を他人が見てるとは限らないという自覚を持つために、視力を変えて生活してみるとおもしろいよ!ってことです。眼鏡をかけてる人は眼鏡をはずして生活してみると目の不自由なお年寄りの気持ちになれて、きっとボランティアとかしたくなっちゃいます。きっとそうです。


ステレオタイプが顕著に見られる友人(目が悪いけど裸眼の人)には眼鏡を薦めてみてください。きっとかけて落ち込みます。え?そんな人いないって?